オーダーのれんドットコムの昇華転写部門担当の小形です。です。
のれんの新しい生地
2015年12月19日
もうすぐ2015年も終わりですが、
ハクロマークでは新たにのれん・日除けのれん向けの生地が4種類増えました。
それぞれの生地の特徴は下記の通りです。
・カツラギ(のれん向け)
斜めに走る目(斜文線)が特徴の綾織の生地。糸密度が高く、
平織の天竺よりも肉厚で丈夫。
柔らかく伸縮性にも優れ、シワになりにくいです。
・オニチリメン(のれん向け)
チリメン(縮緬)とは「シボ」が特徴の絹織物で、「シボ」の比較的高いものを
鬼縮緬(オニちりめん)と言います。
風呂敷に使われることが多いですが、楽屋のれんや和菓子店ののれんなどによく使われます。
・厚手スラブ (のれん・日除けのれん向け)
一番厚手で、ぼってりとした布感の生地。
横方向にランダムに走る、つむぎ(太い糸)が特徴。
和の趣、風格があり日本料理店などにお勧めです。
・撥水クロス(のれん向け)
すこし厚めのツイルといった質感ですが、最大の特徴は撥水加工済みという点。
通常余分に1週間頂く撥水加工納期が不要。
水を面白いぐらい弾きます。
これら4種の生地ですが、商品化するまで紆余曲折がありました。
商品として出せるようになるまでにとりわけ苦労したのは厚手スラブです。
厚手スラブはハクロマークで取り扱っている生地の中で一番ぶ厚い生地なので、
なかなかインクが中まで浸透せず
綺麗な商品を作るにはかなりの苦労がありました。
また縫製時も生地の厚みがネックとなり切りにくい・縫いにくい(ミシン針が折れるぐらいです)で、
担当の方には何度も練習してもらいました。
そんなとても苦労した末にできあがった厚手スラブですが、
完成品の仕上がりは抜群で初めてできあがった物を見たときは思わずおおっとなりました。
今週からのれんサンプルの中に厚手スラブをはじめ他3種類の新しい生地のサンプルが入っていますので
是非、お手に取ってご覧下さい!
生地見本請求はこちら↓
https://www.order-noren.com/form/genbutsu.html
オーダーのれんドットコム昇華転写部、小形でした。
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