オーダーのれんドットコム昇華転写部の小形です。
のれん生地について
2016年02月20日
2月に入って昇華転写部も例年通り忙しくなってきたかな?といった具合ですが、
昨年導入したプリンターのおかげで例年よりも仕事の流れがスムーズになり、
新しい機械の恩恵を感じています。
まだまだ忙しい時期は続くので、
油断せずに余裕をもって商品をお届けできるように仕事に当たっていきます。
ところで前回の記事でも紹介されましたが、新しい生地を入荷しました。
エステル麻という麻風の生地です。
麻と言えば、すでに麻風スラブがありますが最大の違いは生地の目の粗さです。
麻風スラブの方は目が粗く本麻のような風合いがありますが、
その分文字が潰れやすく小さい文字はほぼ読むことができません。
一方エステル麻はというと生地の目が細かく、
麻の風合いと文字の視認性の両立ができるスゴイ生地なのです。
このように生地によって目の粗さが違う為、
小さめの文字を読ませたいとなってくると生地選びは重要になってくると思います。
日々の転写作業で生地を眺めている私の独断と偏見になりますが、
のれんで小さな文字を一番綺麗に見せたいなら撥水クロスが一押しです!
生地がラインナップに入るまでに、何度かテストをしましたが、
撥水クロスはそのテストの中でも群を抜いてキレイでしたので
最初はちょっと感動しました。
恐らく生地の糸の編み方が文字の再現性に影響していると思われます。
話がエステル麻からそれてしまいましたが、
撥水クロスの次点で、バンテンや帆布が文字の見やすい生地になります。
エステル麻はそれらの生地と比較しても遜色ないレベルで文字が見やすいので
麻だけど文字も読ませたいといった時には、是非エステル麻をご用命ください。
生地見本をご確認頂くのが一番だと思いますので、是非ご請求ください。
オーダーのれんドットコム小形でした。
Follow @hakuro_mark
お客様の要望をベースに作り上げていく、オリジナルののぼりや旗、幕、のれん、看板を、6つのインターネットショップを通じて受注、全国に製造販売。
SNSでは、お客様の事例や最新情報、知って得するお役立ち記事を配信しています。