ソリッドカラーとプロセスカラーの違い
2023年06月29日
オーダーのれんドットコムの小椋です。
インターネット上でデザインのデータをやりとりする上で、色の仕上がり具合は気になるところですよね。
当サイトでもなるべくズレをすくなくするために、DICカラーガイドから色指定してもらったり、現物の色サンプルを送ってもらったりして色をつけることが多いです。
PANTONE(パントーン)のカラーブックで色指定されることもあります。ただこのPANTONEには少しだけ注意点があります。SolidとCMYKという表記があるからです。
今回はこのSolidとCMYKの違いに少しだけ触れてみます。
ソリッドカラーとプロセスカラー
SolidとCMYKは印刷方法(インク)の違いで、オーダーのれんドットコムではCMYK側の印刷方法になります。
CMYKはシアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの四色でかなり幅広く色を再現します。これをプロセスカラー印刷といいます。
それに対してSolidは、その色の為に作られた特色インクを混ぜ合わせて調色されたもので、ソリッドカラーといいます。
つまりCMYKは4色で色んな色を再現できる代わりに、Solidカラーのような専用のインクを用いた色の再現は難しいということです(かなり近しい色に再現できるものもあります)。
再現が難しい場合、近似色を使うことになります。Solidカラーを指定された場合、オーダーのれんドットコムでは、カラーチャートを出力して一番近く見える色を選んでいます。
特に鮮やかな緑や青はプロセスカラー印刷の弱点ともいえる色なので、くすんでズレやすい傾向にあります。
お手元にPANTONEのカラーブックしかなく、なるべく色味のズレを防ぎたい場合は、色指定をする際はSolid列から指定するよりもCMYK列の方で指定すると、よりイメージに近いカラーに仕上がります!
以上、オーダーのれんドットコムの小椋がお届けしました。
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