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花粉の季節がやってきましたね。
ライブトレース機能を使った筆文字トレースの方法
2017年03月04日
ここ最近、毎日マスクをしているオーダーのれんドットコムの小林です。
花粉症の方は、今とても辛い時期ですよね。
くしゃみに咳に鼻水に大忙しですが、
体調が悪化しないように
しっかりと休息をとっていきましょう。
さて、今回は
日頃、私たちが行っている
トレース作業の方法をお伝えしようと思います。
トレースとは1枚の画像データを
イラストレーターのパスの取れたデータにするための作業のことです。
簡単に言うと「なぞり書き」の作業です。
今回はこのなぞり書きの作業を
以前のブログでご紹介した「ライブトレース機能」を使って
一瞬で完成させる方法をご紹介させていただきます。
ライブトレースとは1枚の画像をイラストレーターのパスに起こす作業のことでした。
今回は現物の写真から
筆文字をトレースします。
この写真の状態のままでも
ライブトレース機能を使うことはできるのですが
文字の角やつなぎ目など、少し荒くなっているのが分かりますでしょうか?
これでは、しっかりとトレースできたとは言えません。
このような場合、フォトショップで画像をトレースしやすい画像に編集する必要があります。
フォトショップで画像を開いて、
トーンカーブ→「画像内でサンプルして白色点を設定」で
白くなってほしい部分をクリックします。
次に
トーンカーブ→「画像内でサンプルして黒色点を設定」で
黒くなってほしい部分をクリックします。
文字と背景とのコントラストを強めるのですね。
この操作を施すことで、ライブトレースをしてもきれいにパスを起こすことが出来ました。
ひと工夫でより綺麗なトレースを施すことができます。
細かな線までしっかりとトレースしていきたいですね!
以上オーダーのれんドットコムの小林でした。
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