皆さまこんにちは。
デザインする上での悩み〜書体のイメージ〜
2017年06月07日
オーダーのれんドットコムの小林です。先日、デザイナーズプランでご注文頂いたお客様から
「もっと荒々しいイメージの書体はないですか?
色んな書体で何パターンか見てみたいのですが・・・」との依頼を頂き
このように何パターンか書体を提案させて頂きました。
ただ、お客様からの反応は「いまいち・・・」。
というのも、
荒々しさを求めると文字自体が読みづらいものになり、読みやすさを追求すると荒れたイメージが薄れてしまっていたからです。
この御依頼、私も非常に悩みました。
とにかく、街中にあるさまざまな広告物を見て
何かいい方法はないものかと探しました。
そんな折に、とある居酒屋さんの看板を見て閃いた形があります。
それは「しぶきを飛ばしてみる」ということ。
これであれば、書体はそのままなので文字自体が読みにくくなることはありませんし、荒々しさも表現出来ます。
いい方法を思いついた!とは思いましたが
お客様が納得してくれないと元も子もありません。
「イメージと違う」というお言葉を頂いたらどうしよう・・・と不安になりながらもこちらをご提案してみたら
結果は「求めていた形でした!」とご満足の評価を頂けました。
デザインをイメージに近づけるには1度、引いて全体を見てみることが大事なんですね。
弊社で作っているのれんや日除け幕は
基本、遠目からでも分かりやすいデザインを施す必要があります。
ですから、余計に「1歩引いて考える」ことが大切。
これからもお客様とともに納得のいくデザインを仕上げることができるよう頑張らせて頂きます!
以上、オーダーのれんドットコムの小林でした。
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