麻のれんをオーダーで作りたいなら
2024年09月19日
目的にもよりますが、一般にのれんと言うと「和の趣」を求めて使う方が多いのではないでしょうか。
もっとも、のれん自体「和」のイメージですから、当サイトでご案内しているどの生地を使っていただいても、例えばバンテンでも帆布でもエステル葛城でも十分にそれを感じることはできます。
できますが、よりもっと強く「和」を感じられるのれんにしたい!
そんな場合は、麻のれんがオススメです!
「でも、麻のれんって高いんじゃない?」
「生地の質感はどんな感じ?」
「どんな柄でも作れるの?」
そう思いの方もいらっしゃると思います。
確かに、麻のれんって高級なイメージがありますから値段も高そうな感じがします。それを更にオーダーで作るとなると一体いくらかかるのか、想像も付かないですよね?
そこで今回のブログでは、当サイトで作る「麻のオーダーのれん」について、その製作方法や生地について分かり易くご説明。その他、製作事例やもちろんオーダー価格についてもご案内したいと思います。
これを見れば、これまで敷居の高かった麻のれんが結構簡単に作れることがご理解いただけるはずです。
高いと思っていた麻のれんのイメージが完全に払拭されますよ。
ぜひ最後までご覧いただき、作りたいイメージを膨らませ、思い通りの麻のれんを作りましょう!(作れますので、ご安心ください!)
オーダー麻のれんの特徴 〜染色方法と生地の詳細〜
麻のれんと言えば、リネンやラミーなどの天然素材や植物繊維の生地に本染め(反応染め)と呼ばれる昔ながらの製法で作るイメージがありますが、当店では、本染めではなく昇華転写捺染という技法で麻のれんを製作します。
理由は明快で、本染めは納期も金額もかかるうえにデザインの制約もあってお客様の思い通りののれんができない可能性が高い製法だからです。昇華転写捺染は、それら本染めのデメリットを全て解消した画期的な製法です。
詳細がお知りになりたい方は、こちらのページをご用意していますので、ご覧ください。
当サイトはなぜ「本染め」ではなく「昇華転写捺染」なのか?
https://www.order-noren.com/support/shoukatensha/
ご覧いただくとお分かりの通り、昇華転写捺染は生地がポリエステルの必要がありますので、当サイトで扱っている麻生地もまたポリエステル100%の以下の2種類です。化学繊維とは言え、今のポリエステル製品は凄くよくできていて、天然の植物繊維と見た目はそう大きく違いません。それどころか、デザインの制約がない、どんな複雑なデザインでも例えばフルカラーでもグラデーションが入っても値段は同じ、丈夫である、シワがいきにくいなど、メリットのほうが多いので、今ではオーダー暖簾の世界では、これらの麻素材が多く使われています。
・麻風スラブ
詳細はこちら
https://www.order-noren.com/faq/detail/906
・麻風生平
詳細はこちら
https://www.order-noren.com/blog/home/archives/000104.html
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【透け感のあるのれんを作りたい方へ】オススメ生地の紹介
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それぞれのリンクで、詳細に生地の特徴や事例、透け感を掲載していますので、ぜひぜひご覧になって下さい。
端的にご説明しますと、、、
麻風スラブは、生地の目が粗めに織られているので麻感が強く、また涼し気な印象がある一方で、麻風生平は逆に生地の目が細かく織られているので細かい文字や柄の再現に向いています。
●和の趣、より本麻に近いテイストが欲しいなら麻風スラブ
●麻の雰囲気を出しつつ、細かい柄も表現したいなら麻風生平
このように使い分けるとベターです。
いずれも、天然の麻のれんと違う特筆すべき利点は、縮みが少ないこと、生地の品質が均一に安定しているので染めがキレイに仕上がること、デザインに制約がないこと!化学繊維の利点ですね。
麻のれんの生地感が無料で確認できる!
「でも〜、ポリエステルの生地でどこまで麻感が再現できているのか気になるなぁ」
そんな方のために当サイトでは、無料の生地見本帳をご用意しています。
無料で麻の質感を手に取ってお確かめいただけますので、お気軽にご請求ください。
生地見本帳のご請求はこちらから
https://www.hakuromarkss.jp/sample_form/order-noren/
オーダー麻のれんの製作事例
当店の「オーダー麻のれん」の製法や生地を紹介したところで、ここからはこれまでに当サイトで製作した麻のれんの一部をご紹介します。
麻の生成り感を全面に押し出したワンポイントデザインで高級感、老舗感を演出するのは定番ですが、逆に全体を染め上げたデザインでも、麻生地なら透け感がありますからベタッとした感じがなく上品に仕上がります。間仕切りののれん等にお勧めですね。
どんな場所、どんなデザインでも合うのが麻生地の良さです。多色やフルカラー、グラデーションでも作れます。
こちらのフォトギャラリーでも、麻のれんの事例が写真でご覧いただけます。
https://www.order-noren.com/case/gallery/
オーダー麻のれんの価格
最後に、麻のれんをオーダーで作る場合の製作費をご案内します。
当サイトはオーダーのれんドットコムと名乗っているくらいですから、いかなるサイズでも麻のれんをお作りできますが、ご希望サイズはお客様それぞれですので、ここではよく出るサイズを掲載します。
ちなみに、これまで麻のれんの製作方法で一般的だった「本染め」の場合、染め作業から蒸し、水洗に至るまで全行程、職人による手作業です。この行程は着物と同じだと言えば、どれくらい手間のかかる作業なのか、少しは想像できるかと思います。もはや伝統工芸と言ってもいいくらいの手間と時間が掛かる分、金額も当然高くなります。だからこそ、別名デジタル染色と言われる「昇華転写捺染」という手法がでてきたわけで、習得に時間を要する職人技も大型の水洗設備も必要なければ、天候気候にも左右されず時間もかかりません。だれでも安定して製作ができます。
そのため当サイトの麻のれんの製作費は、柄にもよりますので一概には言えないのですが、およそ『本染め』の半分です。
ですからこれまで「麻のれんをオーダーで作りたかったけど敷居が高そう!」そう思っていらっしゃった方にも気軽に、ご希望サイズ、ご希望のデザインでご注文いただけるのではないかと思います。ぜひご検討なさってください。
希望するサイズでどれくらいかかかるのか、いちいち見積もりを取る必要がなく、ご希望サイズを入力すればその場ですぐに金額が出るのも当サイトの良いところ。本染めはデザインによって金額が変わりますが、昇華転写捺染はデザインは関係なく、サイズと生地だけで基本、値段が決まるからです。
こちらの見積りフォームで希望のサイズを入力し生地を選択すれば、どのくらいかかるかすぐに金額が出ますので、ぜひご利用ください。
まとめ:麻のれんをオーダーで作る
いかがでしたか?
「当サイトで作るオーダー麻のれんとは?!」の様々な疑問に答える形で、その素材、製法、従来の製法との違いや製作事例、そして最後に価格を解説をしてまいりました。
「これまで麻のれんを作りたいと思っていたけど、高そうだしなんとなく敷居が高かったけど、これなら注文しやすそう!」
そう思っていただければ幸いです。
とはいえ、デザインはどうすればいい?自分でデザインする自信がない!逆に、自分でデザイン案を持っているけど使える?今使っているのれんを次は麻暖簾で再現したいなど、デザインに関する不安や疑問もあることでしょう。
ご安心ください。デザインに関しても、そのような様々な原稿ニーズに応える為に、当サイトでは原稿作成プランを4つご用意しています。豊富なデザインサンプルの中から気に入ったデザインを選んで、それをベースに自由にカスタマイズできるプランなどもあります。
原稿作成プランの詳細はコチラをご覧ください。
https://www.order-noren.com/guide/plan
オーダーのれんドットコムは通販サイトですが、
お客様と電話やメールで密にご相談・ヒアリングしながら、お客様のご希望に叶うのれんを作成する!
がコンセプトです。
サイズや生地、デザインはもちろん、設置に必要な備品についてまで、ご質問やご不明点がございましたらどんなことでもお気軽にご相談ください。
以上、オーダーのれんドットコムの鳴川でした。
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