皆さんこんにちはオーダーのれんドットコムの小形です。
のれんに写真を印刷してみよう
2018年08月22日
のれんの製作方法である、昇華転写捺染と本染め。この二つの方法には違いはいくつもありますが、
中でも一番の違いでありかつ昇華転写捺染の大きなメリットが、写真がきれいに印刷できる、です。
そこで今回は、昇華転写捺染で写真を印刷した際に、生地毎にどのように表現されるのか、こちらの果物の写真を用いて比較、実験してみました。
それではご覧ください。
●バンテン
落ち着いた風合いの、弊社売れ筋の生地です。
生地の目も詰まっているので写真もしっかり再現できます。
アップ:青リンゴの斑点まで表現できているのが分かります。
●厚手スラブ
横に走るスラブが特徴の厚手の生地です。
バンテンと比較すると生地の目が若干粗いですが、そこまで気にならないぐらいです。
アップ:バンテンと比べると細かな模様が飛んでしまっています。
●麻風スラブ
麻の風合いがある生地です。生地の目が粗めの為、高精細な画像の表現は苦手です。
どちらかというと、家紋やピクトグラムといったマーク中心のデザインにお勧めです。
アップ:ぼやーっとしていますね。白い部分もほとんど飛んでしまっています。
●麻風生平
麻の風合いを残しつつも、麻風スラブより目の詰まった生地です。
麻風スラブと比較してこちらのほうが画像向きです。
アップ:麻風スラブと比較すると細かく表現できていますが、やはり白い部分は苦手そうです。
いかがでしたでしょうか。今回は目の粗い生地を中心に紹介しました。
バンテン・厚手スラブ・麻風生平・麻風スラブの順番で画像がハッキリと見えますね。
売り出したい商品の写真等、画像が主役の暖簾を作るなら一番表現力のあるバンテンがお勧めです。
逆に画像は雰囲気さえ伝わればいいなら、生地の質感重視で選んでいいと思います。
どのような暖簾を制作したいか、目的に応じて参考にしてみてください。
以上、オーダーのれんドットコムの小形でした。
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