思った通りの色で暖簾や日除け幕を作るには?
2020年08月19日
みなさんこんにちは。
オーダーのれんドットコムの辻です。
みなさんは、弊社のようなネット通販で暖簾や日除け幕をお作りになる際、
本当に思った通りの色で届くのか、ご不安に思われると思います。
暖簾や日除け幕は、お店の顔としての一面もあるため、
色にもこだわりが合って当然ですよね。
私達も色に関しては特にヒアリングを丁寧に行いますが
中には商品をご覧いただいて「思っていたより明るかった」などの
色誤差に関するお言葉をいただくことがあります。
そんな風に思われる方を一人でも減らしたいと思い、
この記事を書くことにしました。
思い通りの色で作るためには
ちょっとひと手間かかりますが「色指定」が必要です。
私たちとお客様とで、同じ色を認識しないと、色誤差の可能性は
ずっと拭えないまま製作に進むことになるからです。
「色指定」が必要だと言われても、
製作前に送られてくるレイアウトの確認書通りじゃないの?と
思われる方がいらっしゃるかもしれませんね。
実は、レイアウトの確認書のままでは、
確認する画面によって色が微妙に違って見えることがあります。
例えば、全く同じデータを見ていても、
スマートフォンで見た時には「青色」に見え、
パソコンで見た時には「濃紺」に見えるといったようなことが頻繁にあります。
色の大まかなジャンルが合っていれば良いという方でしたら問題ございませんが、
一緒に設置している看板と色を合わせたい時や
ロゴマークの色を忠実に表現したい時など、
イメージを明確に持たれている場合は、色指定が必須です。
それでは、具対的な「色指定」の方法には
どのようなものがあるのか見ていきましょう。
★生地見本帳で指定する。
こちらが「生地見本帳」です。
赤色、黄色など、45色の基本色が印刷されています。
「帆布」や「ポプリン」など、取り扱い生地ごとに
1冊にまとめているので、生地ごとの微妙な発色の違いや、
手触りの違いなどが分かります。
生地見本帳は、ご希望のお客様に無料でお届けしておりますので、
お気軽にお申し付けください。
生地見本請求はコチラ
https://www.order-noren.com/form/genbutsu.html
★色校正をする。
先にご紹介した「生地見本帳」は、
質感と45色の色合いが生地ごとに確認できて便利なのですが
実際の製品サイズと比べると、一つ一つの色マスが2pと小さいので、
「分かりにくい」とおっしゃるお客様がいらっしゃるのも事実です。
そこで、大きいサイズで色を確認したい時は、
こちらの「色校正」がお勧めです
詳しくはコチラをご覧ください。
色校正は出来ますか?
https://www.order-noren.com/guide/faq_00136.html
★郵送物で指定する。
ご希望の色が印刷された紙等を
弊社までご郵送いただく方法です。
紙に印刷された色や、パンフレットや名刺のロゴ
ユニフォームの現物など、様々なものに色を合わせることができますが、
一部再現できない色があります。
金色や銀色のような色自体に光沢感のあるものや
ツヤツヤした材質に印刷された鮮やかな色などです。
布地に印刷するインクの特性上、色は沈みやすいので、
色合わせが難しい場合はご連絡をさせていただいております。
金色や銀色につきましては
1色の使用ではなく、複数色を使ってグラデーションにすることで
光沢感の雰囲気を表現することが出来ます。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.order-noren.com/guide/faq_00027.html
★DICで指定する。(ご指定の例:DIC○○○)
ディックと呼ばれています。
DIC○○○の書き方でご指定ください。
その他、日本の伝統色、中国の伝統色、フランスの伝統色もあります
★PANTONE(C)で指定する。(ご指定の例:PANTONE○○○)
パントーンと呼ばれています。
青みがかったグレー、黒に近い濃紺など、微妙な色合いは
DICよりもパントーンの方がレパートリーが多くあります。
ただ、PANTONEの番号の最後に「U」がついたものは
光沢のある材質に印刷された色のため、弊社では再現ができません。
「C」と書かれたものでご指定ください。
★日本塗料工業委員会で指定する。(ご指定の例:F02-80H)
日塗工(ニットウコウ)と呼ばれています。
「F02-80H」のようなご指定方法になりますが、一番最初のアルファベット(F)は
発行年数を表しておりますので、異なっていても同じ色なのでご安心ください。
(弊社ではFです)
★トーヨーインクで指定する。(ご指定の例:10328)
5桁の番号でご指定ください。
★財団法人日本色彩研究所で指定する。(ご指定の例:1 むらさきみのあか)
番号と色名をセットでご指定ください。
以上が弊社で対応できる色指定の方法です。
色見本を持っていない場合でも、
生地見本帳や、色見本のご郵送、色校正など、
ご希望色でお作りするために全力でご協力させていただきますので
どうぞお気軽にお申し付けください。
以上、オーダーのれんドットコムの辻でした。
のれんのご注文はコチラから↓↓↓
https://www.hakuromarkss.jp/product_form/noren/spec
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