のれん棒の直径に合った袋加工のサイズ
2020年12月09日
みなさんこんにちは。
オーダーのれんドットコムの辻です。
今回は、のれん棒の直径に合う袋加工のサイズについて、
ご紹介したいと思います。
まずは、弊社の標準仕様からご説明させていただきます。
下の画像をご覧ください。
ご覧の通り、弊社で販売しているのれん棒の24φにちょうど合うように
「共チチタイプ」も「袋縫いタイプ」のどちらも60mmを標準サイズに設定しています。
実際の仕上がりはこのようになります。
袋加工の幅にご指定がなければ、上記の仕様でお届けしておりますが
お客様の中には、事前にのれん棒をご購入されていたり
元々使っているのれん棒を引き続き使われる方もいらっしゃいます。
そんな時、よく
「〇φののれん棒は入りますか?」というご質問をいただきます。
そこで今回は、お問い合わせの多い30φと35φでそれを確かめてみました。
丁度いいのれん棒がなかったので、ラップの芯で代用しています。
サイズはほぼピッタリ30φと35φです。
それではさっそく見ていきましょう!
標準加工サイズに30φののれん棒を入れた場合
↓↓↓
まだまだ入りそうですね。
標準加工サイズに35φののれん棒を入れた場合
↓↓↓
35φののれん棒はほとんど隙間が無く、ギリギリの状態でした。
これ以上大きなのれん棒を入れるのは難しいため、
60mmの袋加工に入る最大の直径は「35φ」ということになります。
ここで、ちょっとご覧いただきたい画像があります。
下の画像をご覧ください。
のれん棒が入るかどうかではなく、最適なサイズを考えると
35φののれん棒をギリギリ入れた左側の写真は、ちょっと窮屈さを感じますよね。
特に、袋縫いののれんの場合は、袋加工の部分も印刷ができるため
見た目に少し影響が出てきます。
35φののれん棒を入れた写真を見てみると
絵柄がのれん棒に沿って丸く膨らんでいるのが
お分かりいただけます。
少しの違いですが、袋加工のサイズに余裕がある方が
見た目が綺麗に仕上がります。
のれんは長くお使いいただくものなので
こうしたちょっとした部分もこだわってみてくださいね。
では、30φとか35φの場合、どのくらいの幅が適当なのでしょうか?
何か計算式とかあれば便利ですよね?
特に、のれんの完全データを弊社にご入稿いただくお客様でしたら
袋縫いタイプの縫製のステッチ線が絵柄にかからないようにするために
それを知る必要があると思います。
共チチタイプにしても大きさに関わってきますから。
そこで
のれん棒の直径から
適切な袋の幅を出す計算式をご紹介します!
※弊社標準/袋加工幅の公式
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袋幅=(棒の直径×3.14+20)÷2+10
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30φののれん棒を使う場合は、
「棒の直径」のところに「30」の数値を代入します。
(30×3.14+20)÷2+10=67.1
計算の結果、67.1mmになりました。
手作業で製作していることと、布の性質で伸び縮みするので
大きめにとって70mmあればOKです。
仕上がりの写真はこちらです。
袋加工を大きめにとると、窮屈さがなくなりましたね!
続いて、35φののれん棒を使う場合も計算してみましょう。
先程と同じように「棒の直径」のところに「35」の数値を代入します。
(35×3.14+20)÷2+10=74.95
74.95mmなので、大きめにとって80mmあればOKです。
35φののれん棒も、同じように綺麗に入りましたね。
いかがでしたでしょうか?
のれん棒の直径に合わせた、袋加工の最適なサイズは
計算式で求めることができますので
みなさんも是非活用してみてください。
もしも、袋加工のサイズが合っているかどうかご不安でしたら、
最適なサイズをご提案させていただきますので
お気軽にご相談くださいませ。
以上、オーダーのれんドットコムの辻でした。
気になる点等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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