のれん棒を通すとのれんのサイズが変わる?
2024年03月26日
先日お客様から「高さ900mmののれんにのれん棒を通すと、縦幅は何センチくらい短くなりますか?」とお問合せを頂きました。
確かに、上部の袋縫いにのれん棒を通すとその分膨れるので、のれんが持ち上がります。目隠しとしてのれんを使う場合などは、隙間が開くと困る場合があり、どのくらい短くなるのか気になりますよね。
すぐにお答えすることが出来なかったので、今回実際にのれん棒スチールタイプ・虎斑竹・突っ張り棒タイプを通してどれくらい短くなるか分かりましたので、その結果をご報告します。
【のれん】サイズ変化の実験内容
弊社で扱っている生地の中で、一番厚手の『厚手スラブ(厚さ0.75mm)』と、一番薄い『麻風生平(厚さ0.35mm)』を使って、高さ900mmののれんを作り、上記の3種類ののれん棒を通してみました。
生地についての詳細はこちらをご覧ください。
https://www.order-noren.com/guide/material/
【直径22mm】スチールタイプの場合
直径22mmのスチールタイプののれん棒を通して高さを測ってみました。
『厚手スラブ』
900mm→885mm
15mm縦が短くなりました。
『麻風生平』
900mm→886mm
14mm短くなりました。
生地の厚みによる差はそこまで大きくないようです。
スチールタイプのれん棒を使う場合ですと、
15mm程度大きめに作っておくと丁度よいサイズになります。
次に、直径25mmの『虎斑竹』と直径13oの『突っ張り棒』で実験してみました。
【直径25mm】虎斑竹の場合
虎斑竹に掛けると
『厚手スラブ』
900mm→880mm
20mm縦が短くなりました。
『麻風生平』
900mm→885mm
15mm短くなりました。
測り方や生地の伸縮によって多少誤差はでますが、のれん棒が太くなると、その分生地が持ち上がっているのが分かりますね。生地の厚みによるサイズの差も少し大きくなります。
虎斑竹をお使いの場合は、20mm程度大きめに作ると、掛けた時に丁度良いでしょう。
【直径13mm】突っ張り棒タイプの場合
最後に一番細い突っ張り棒タイプです。
一番太いところの直径が13mmです。
『厚手スラブ』
900mm→889mm
11mm短くなりました。
『麻風生平』
900mm→893mm
7mm短くなりました。
弊社の突っ張り棒をお使いの場合ですと、10mm程度大きめにお作りいただければ丁度よいでしょう。
まとめ:のれん棒を通すとサイズが変わる?
生地の伸び縮みもあるので、多少数値に誤差は出ますが、設置後の『のれんの縦幅』を気にされる方は今回の記事を参考にしていただければと思います。
弊社では、ご希望のサイズで文字通りオーダーメイドののれんをお作りしております。
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