湯のれん　お風呂・温泉・銭湯用

日本のお風呂文化に欠かせない！それが「湯のれん」

温泉や銭湯など、日本には「お風呂文化」が根付いています。そんなお風呂の入口には「のれん」が定番の風景ですよね。
「お風呂はここです」とお客さまを誘導すると同時に、「男湯」「女湯」を誰の目にも明らかに示す、という役割があります。
扉や看板にしないことで、全体の雰囲気を軽くする効果もあります。
目線を遮りながらも、人の流れは決して妨げない優しい布素材は、お客さまにくつろぎを提案する場所にピッタリです！

そんなお風呂・温泉・銭湯ののれん、通称：湯のれんを製作する上で押さえておきたいのが以下の4つのポイントです。

1）デザイン
2）サイズ
3）生地
4）価格

順番にご説明します。

1）デザイン
デザインに関して言うと、湯のれんと言えば真ん中に大きく「ゆ」と書いたデザインが定番ですよね。
このデザインを見るだけで、どこか寛いだ気持ち、「懐かしさ」を感じますから不思議です。
そして右側に男湯（MEN）もしくは女（WOMEN)、そして左側に施設名が書かれているのが一般的です。
最近は外国人観光客への配慮のためか、英字を取り入れたのれんも増えてきたように思います。



近年は、こうした「ゆ」デザインののれんに一工夫加えたオーダーのれんや、よりモダンなデザインが増えています。
例えば、文字の背景に「富士山」や「荒波」など、あえて昔ながらの銭湯をイメージさせる絵柄を印刷したり、
黒色やえんじ色でシックなスタイルにしてみたり、近代風のスタイリッシュなスパをイメージさせてみたり。



男湯女湯ののれんにしても、定番の、色を変えるだけのシンプルな変更だけでも良いですし、男性女性のイメージに合わせ、あえて絵柄を変えるのもよいでしょう。 ただ、その場合でも同じトーンの色合いを使うことで、統一感は出した方がよいでしょう。





2）サイズ
湯のれんに適切なサイズというのは特にありません。
なぜなら、適切なサイズはかける場所（間口）によって異なるからです。
大きな間口なのにのれんが小さいと格好悪いですよね。

既製品の湯のれんなら、横幅が850mmのものが多く、高さは1,200mmや1,500mmなどがあります。
もちろん片っ端から既製品を探せば、掛けたいところにピッタリ合うサイズもあるかもしれませんが、
その点、オーダーで作る場合は探す必要はありません。ご希望のサイズで作ることが出来ます。

とは言っても、間口に対して縦横どれくらいのサイズがちょうどいいのか、なかなか難しいですよね？ 一般に、横は間口サイズ、高さは1,700～1,800mmが多いです。やはり向こうが見えないように、という配慮から、これくらいの高さが必要なのでしょう。


適切なサイズに関しては、こちらの「サイズの決め方」のページも併せてご覧ください。

3）生地
生地もサイズ同様、「湯のれんは絶対にこの生地が良い！」というものはございません。
当店の生地ラインナップならいずれをお使い頂いてもOKです。
大切なことは、使用する場所に合った生地を選定することです。

例えば、湯上がりスペースを優しく区切りたい場合などでは、
透け感のある生地、例えば麻風生平や麻風スラブを活用することで、涼しげな雰囲気を演出することができます。
温泉やお風呂と言えば熱気がこもりがちな場所ですから、
見た目にも涼しさを演出することで、より居心地の良い場所を作ることができます。

お風呂は非常にプライベートな場所ですから、言うまでもありませんが、中が決して見えてはなりません。 温泉の入口にかける湯のれんなら、事前に生地の透け感をチェックしたり、デザインに工夫を凝らしたりと、念には念を入れることで、「思ったよりも奥が見えてしまい、想定していた場所で使えなかった」という失敗が防ぐことができます。

バンテン、帆布、エステル葛城（かつらぎ）がお勧めです。
オーダーのれんドットコムでは手に取ってお確かめいただけるよう、 これらの生地を一冊に綴じた見本帳を無料でご用意しております。
生地見本帳請求はこちらから
↓↓↓
https://www.hakuromarkss.jp/sample_form/order-noren

また湯のれんには防炎加工を施さないといけないのが一般的です。
もちろん当サイトでは防炎加工も製作可能ですのでご安心下さい。証明用の防炎シール付きで出荷いたします。
ただし防炎加工は余分に1週間かかりますのでご注意ください。
防炎加工の詳細はこちらをご覧下さい。
https://www.order-noren.com/support/bouen/

4）価格
当サイトの湯のれんは価格明瞭。サイズと生地でお値段が決まります（他の価格変動要因は、特急対応及び防炎加工などのオプションです）。色数などデザインは一切関係ありませんのでご安心下さい。
これは、湯のれんの製作方法が、デジタル染色と呼ばれる「昇華転写捺染」だからです。

フルカラーでもグラデーションでも1色でも2色でも価格は同じですので、 デザインの制約なく、安心して湯のれんをご検討いただけます。

ご注文・お見積りフォームで希望のサイズを入力し、生地を選択すると自動で金額が出ますので、ぜひご活用ください。

いかがでしたでしょうか？湯のれんの製作イメージは湧いてきましたでしょうか？
「温泉や銭湯」と「のれん」は、今も昔も切っても切れない関係にあります。
ぜひ、デザインや品質にこだわったオーダーメイドの湯のれんを作ってみてください。