暖簾とは? - 長のれん -

ご存知の通り、暖簾は元来、うどん・そば店や中華・ラーメン店、お好み焼き、焼き肉、居酒屋などの飲食店や、
銭湯の入り口などで使用される、間仕切りを目的とした布のことを指します。

ただし、暖簾には、「半暖簾」「長暖簾」「水引暖簾」「日よけ暖簾」など、いくつかのタイプが存在し、
それぞれ間仕切り以外の役割があるのも事実です。

例えば、標準の丈(113㎝)よりも50cm程長いサイズの「長暖簾」は、丈が約1.6mの長さになりますので、目隠しや「日よけ」としての役割も果たすことができます。

確かにこれとは別に、列記とした「日よけ暖簾」と呼ばれるものもありますが、
それらは仕上げ方法が大きく異なります。

長暖簾は、標準的な暖簾・半暖簾と同じように、上部のみにチチがあります。

これに対して、日よけ暖簾は、その上部と下部の双方にチチがありますので、
暖簾をくぐるというよりは、暖簾の脇から建物内に入るイメージになります。

「日差しを遮りたい」という人は、 最近はどちらかと言うと長暖簾を作る方の方が多く、設置も西向きが多いです。
日よけ暖簾の方はあまり向きは関係ないようです。

と言うのも最近の傾向として日よけ暖簾は元来の目的よりも
広告宣伝ツールとしていわゆる看板的な使い方が多くされるようになってきたからです。

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