品質テスト結果
昇華転写捺染ののれんと本染めののれんでは品質にどれだけの違いがあるのか、
どちらが優れているのかを調べるため、検査機関に比較テストを依頼しました。
試験項目及び結果は以下の通りです。
耐光試験
色褪せ度を見るテスト。約10日から14日間ずっと太陽の光(9月から10月頃の太陽)を当てた状態を試験機で再現させ、試験試料の色の変化をみる試験です。
洗濯試験
50℃に温めた蛍光剤の入っていない石けん液に入れて30分間洗濯を行い、試験資料の色の変化や洗濯液の変化及び洗濯中に溶け出た色が、試験資料と一緒に洗濯した白生地にどれだけ移ったかを見る試験です。
摩擦試験
他のものに擦れた時の色の移り具合を見るテスト。白い綿布を重さをかけながら、約10cm×100回往復摩擦し、試験試料の色が付くかどうかを見る試験です。乾いた綿布と湿らせた綿布それぞれで結果を見ました。
まとめ
表の数字は、大きい方が評価が高いということです(5点満点)。
ご覧の通り、昇華転写捺染は、昔から永く使われている本染めと比較しても劣らないどころか、
摩擦試験ではそれ以上の品質との検査結果でした。安心してご用命下さい。