教えて!Q&A
麻のれんは製作できますか?
はい、出来ます。当店の場合、麻のれんは、以下でご説明する「麻風スラブ」又は「麻風生平」の2種類の生地を使い、昇華転写捺染という方法で製作します。
一般的に、麻と呼ばれる繊維は数種類あり、家庭用品品質表示法によると、苧麻(ちょま : カラムシ、ラミー)と亜麻(あま、リネン)の2種類を指します。ただ、これらの天然素材を使って麻のれんを製作する場合、繊維が硬い、チクチクする、作れるデザインに制限がある、製作に時間がかかる、等の問題点がございます。
弊社でお作りする麻のれんは、これらの問題を、画期的な生地及び製作方法によって解決したものです。
使用する麻生地は、「麻風スラブ」と「麻風生平」というポリエステル素材で、上記の改善に加え、従来の麻よりも圧倒的にお安く製作出来る上、更には天然素材に見られがちな品質のバラつきが少ないのが特徴です。
製作は、従来の本染めではなく、昇華転写捺染という方法でデザインの制約がなく、その上何色でも価格は同じという、画期的な染め技法です。
本染めと昇華転写捺染の違いについては、こちらをご覧ください↓
http://www.order-noren.com/column/shoukatensha.html
これらによって、見た目は昔ながらの雰囲気を保ちつつ、写真やグラデーションなど従来なら表現出来なかったデザインの麻のれんが可能になります。
仕上がりは、従来の本染めの麻のれんに比べて、決して見劣りしませんので安心してご注文ください。
「麻風スラブ」及び「麻風生平」の説明は、以下の通りです。
「麻風スラブ」
ザックリとした生地目が特徴の生地です。「スラブ」とは糸を作る際にあえて太さを均一にせずにデコボコした糸の事。この「スラブ」を使うことによって生地に表情が生まれシンプルなデザインでも味のあるのれんに仕上がります。
また、目の粗い生地ですので、涼しげな雰囲気に仕上がります。ただし、細かい文字が読みにくくなってしまうので注意が必要です。オーダーのれんドットコムのオープン時からラインナップしている人気の生地です。
「麻風生平」
「麻の生地がいいけど、デザインが細かいので麻風スラブでは潰れてしまう」というお客様のお声から新しくラインナップに加えた目の細かい生地です。比較的細かい柄の場合にお勧めです。目が細かいので、麻風スラブよりも透けにくいのも特徴です。
生地は実際に触って頂くのが一番です。無料で生地見本をお送りしますので、是非お手に取ってご確認ください。
無料生地見本ご請求はこちらから↓
https://www.order-noren.com/form/genbutsu.html
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