教えて!Q&A
どれ位小さいものまで作れますか?
通常の仕立てなら1巾100mm程度が最小サイズとお考えください。
小さいのれんを作る際の一番の問題は縫製が出来るかどうか!その基準から、100mm程度と判断させていただきました。
実際に1巾約100mmで共チチののれんを作ってみました。
標準の加工では、写真の通り60mmチチが飛び出します。しかし小さな本体に対して、チチが大きすぎる印象を持ちますね。飛び出すチチの長さは、30mmまでなら小さくできるため、全体のサイズに合わせて決めましょう。
ただ、共チチの場合、本体にチチが重なる部分はどうしても30mmは必要です。
ただでさえ小さい印刷面ですから、30mmの重なりはもったいないですね。
次に袋縫いで作ってみました。1巾を100mm程度で作る場合、袋縫いの幅は30mmが妥当だと判断しました。これ以上幅を広げると、バランスが悪くなってしまうからです。
袋縫いは共チチと違って、生地が重なり隠れてしまう場所がないので、のれん全体にデザインすることができます。小さいのれんを作る際、印刷面を広く取りたいなら、共チチよりも袋加工で作りましょう。
ただし共チチでも袋加工でも、左右は端から10mm/下辺は端から20mmの位置にミシン目が走ります。
もしミシン目が気になる方は、ヒートカット仕上げのミニのれんがお勧めです。のれんにミシン目が入らないだけでなく、ポンジ生地で作っているため金額もリーズナブルです。詳しくは以下の記事をご覧ください。
このご質問は役に立ちましたか?