教えて!Q&A
日除け幕(店頭幕)のお勧めサイズはどれくらいですか?
店頭に設置する幕として特にお勧めのサイズというのはございません。取り付ける場所によって、適正サイズは違うからです。
そうは言っても初めての経験でしたら、どのくらいのサイズで作れば良いのか分かりませんよね?
サイズを決める際の切り口の一つが、縦横比です。
こちらのデータをご覧ください。過去200件の注文をランダムに抽出し、調査した結果です。データから分かる通り、縦横比3:2か2:1で作る事例が圧倒的に多いです(全体の7割)。
よりイメージが膨らむように、それぞれのサイズを事例も交えながら解説していきます。
■縦横比3:2の店頭幕看板として店頭に設置する際は、この比率がおすすめ。大きな店頭幕に、お店の名前やロゴを入れれば、存在感抜群です。
この比率は白銀比と呼ばれていて、法隆寺金堂やスカイツリーなど、古来よりたくさんの場所で使われています。身近なものだと、A4やA3紙の比率がその代表例ですね。日本人が好む比率ですので、自然と目に留まりやすいと言えるでしょう。
縦横比が3:2の店頭幕で、最もよく出るサイズは縦2100×横1400mm。設置する場所が十分にあって、通行人へしっかりとアピールしたい場合にお勧めの比率です。
■縦横比2:1の店頭幕「店内は見せつつ、お店の名前もアピールしたい」
そんな方にお勧めの比率です。縦横比3:2に比べると面積が小さくなるので、少し訴求力は落ちます。
ただその分、デザインし易いですし、何よりも見た目がスタイリッシュ。店名を縦に大きく入れて、シンプルなデザインでまとめてはいかがでしょう。分かりやすい店頭幕は、通行人の目を引くこと間違いなしです!
縦横比2:1で、最もご注文の多いサイズは縦1800×横900mm。設置場所によっては、横幅が限られていることもあると思います。小さなスペースでも有効活用できるのが、この比率の大きな魅力です。
■縦横比1:1の店頭幕とにかく目立つ店頭幕を検討している方は、縦横比1:1がお勧めです。店頭幕と聞くと、縦長をイメージされる方が多いと思いますが、約2割のお客様がこの比率で制作しています。
「好みの縦横比は?」という調査では、1位『白銀比』、2位『正方形』、3位『黄金比(※)』といった結果が出ています。日本人は正方形を美しいと感じるようなので、この特性を活かさない手はありませんね。
(※)自然界や芸術作品、建築物などによく見られ、人間にとって美しく感じると言われる比率。その比率は1:1.618。具体的にはパルテノン神殿やモナ・リザ、アップル社のロゴに黄金比が用いられている。
縦横比1:1で制作する場合、人気のサイズは縦1800×横1800mmです。この大きさだと、かなり存在感があります。スペースが大きい分、お店の名前だけでなく、ロゴやイラストも一緒に入れることができます。何を扱うお店かが分かりやすくなり、集客効果が期待できそうですね。
ここまでご紹介したように、店頭幕の縦横比は概ね決まっています。先ずは設置できる場所の横幅を測り、作りたいデザインから算出すれば、自然とサイズが決まってくるのではないでしょうか。
■注意点
一般的には約30度の角度をつけて、斜めにせり出した状態で設置することが多いので、壁に垂直に垂らすサイズより200mm程度大きく製作する事をお勧めしております。※前が道路などで、あまり斜めに出来ない場合は、もう少し小さくしてください。
横幅に関しましては、ターポリン以外の生地は生地幅が1400mmですので、これを超えると2枚継ぎになります。布系をご希望で、つなぎ目が気になる方は、1400mm以内に収めるのも選択肢の一つです。
オーダーのれんドットコムでは、お客様から頂戴した素敵な写真をフォトギャラリーにまとめています。サイズ感や取り付け方の参考にしていただけるよう、サイズも記載していますので、ぜひ参考になさってください。
こちらのブログ記事も参考になります。
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